"東京に在る教会"最高責任者吉○氏の書簡
本ページをご覧になった"東京に在る教会"最高責任者吉○氏から1999年12月4日付手紙をいただき、その中にいくつかの事実関係についてのコメントがありましたので、ここに掲載いたします。ただし同氏のプライバシーに絡む内容については当然のことながら公開はできません。また事実誤認および意味不明の部分は割愛いたします。
[1]これまでの私とのいきさつについて:
(私の回答書を得た時点で)弁護士はすでに打ち切っております。その後弁護士に会ってもいま せん。 |
【応答】どうして争わないのでしょうか?私は別に敵意を抱いておりません。敵意を抱いているのは相手方です。私は相手方が私に真実を語る自由を保証すればそれでよいのです。告訴などの脅しをもって、黒を白とせよとか、私の口を塞ごうとするその姿勢に憤りを覚えるだけです。他人は偽ることができても、神とご自分の良心を偽ることはできません。
[2]ウイットネス・リーの息子フィリップについて:
リー兄弟は50年来一度も息子さんを長老に立てたことはありません。今もアハナイムの長老ではありません。リビングストリームの奉仕にも携わっていません。リー兄弟が彼を外したのです。(かえってビリー・グラハムが自分の息子を高く上げています。) |
【応答】なぜここで唐突にビリー・グラハムが出るのでしょうか?フィリップ・リーとフランクリン・グラハムでは信仰においても奉仕のわざにおいてもまったく比較になりません。そもそもリー派の人物がフィリップはリビングストリーム・ミニストリーの中核にいると宣言しています。またこのような証言@や証言Aや証言Bもあります。そして何よりもご自分が自らの口で証言しておられます。
ちなみに吉○氏の89年5月10日付けの書簡ではこの点について、「リー兄弟の息子が犯したあやまちはわいせつのたぐいの事であって、実際上の姦淫ではなかったことも今回直接(リー兄弟に)質問してわかりました。オフィスには税務署の業務を代行できる会計監査会社が入ってやっておりますので、会計は明朗です。その上息子を処罰し、解任しました。解任後しばらくやっていたのは、残務整理のためでした。今年の1月からは何もやっていません」と弁明しております。しかし吉○氏の行動は被疑者の証言を真に受けるという稚拙な判断行動であり、これは一般信徒などにも共通する行動パタンです。なお、この発言と同氏の最近の証言を比較されたい。
[3]ウイットネス・リーの受けた神の最高の"啓示"「人が神になる」について:
1980年ごろ上智大学神学教授の書いた「父と子と聖霊」を読みました。そしてリー兄弟に見せました。 |
【応答】カトリックの"受肉の延長(Extention of the Incarnation)"と呼ばれる教義です。ラーナー師がリー氏の教えを聞かれたらどのように答えられるでしょうか?この書はすでに私の論考において取り上げております。
[4]85年の名誉毀損裁判について:
アメリカでの裁判は何年も続きました。その間、相手方は何度も出廷していました。最後の最後の判決の段階に突然国外逃亡したではありませんか?今日までアメリカに戻っていません。もう一つの出版社は全米50の新聞に謝罪広告を掲載したではありませんか。それは周知の事実です。曲兄弟も出廷してます。ユナイティッド・メソジストのJ・ゴードン・メルトン博士は相手の出版社に投稿していた人ですよ。その他にマロニー博士とか神父たち多くの証人が法廷で証言しています。オウムとは何の関係もありません。オウムは殺人集団です。 |
【応答】これらの証人は、例えばエホバの証人、ザ・ウェイ・インターナショナル、サイエントロジーなどを"カルト"と呼ばずに、"新しい宗教運動"とすべきであると主張する傾向のある専門家です。特に中心的役割を果たしたJ・ゴードン・メルトンは、後にオウム真理教の負担で来日し、一時日本のオウム真理教などを擁護したこともあり、サイエントロジーなどのカルト団体が、自分たちを擁護する証人としてリストしている人物。しかるに彼のカルトに関する著作にはローカルチャーチもリストしており、自己撞着的です。
本件はリー氏の教えが積極的に正統であると証明された判決では決してない。当時、"地方教会"は日本福音書房刊の「主の回復」誌において、この裁判で勝訴を得たことを根拠に、「今後"主の回復"を批判することはクリスチャンとして恥ずべき事である」と宣言しました。この世の裁判所のお墨付きを得ることがいったい何を証しすると言うのでしょうか?しかもこの時の判事は臨時雇であり、不動産登記や商法を専門とする人物でした。
被告らは訴訟費用を負担できずに、法人の場合は"CHAPTER11"(日本の会社更生法)の適用を受け、個人の場合は外国から米国への出廷が経済的に不可能となり(国外逃亡ではなく、元々外国から出廷していたのである)、被告側代理人の主張のないままに下された異常な法廷展開による一方的判決であったのです。当時私たちは"主のためにである"という口実の下、リーから訴訟のための多額の献金を要求されました。
[5]分裂について:
(人々から反対と侮辱を受けても分裂を避けたウォッチマン・ニーをあげて)分裂は神の行政を侮辱します。 |
【応答】このような恐れによる縛りこそカルトの重要な特質であり、これに止まらず吉○氏は「リー兄弟に逆らうとガンになる」と明言しておられます。彼らがよく、「個人的な弱さによる罪は赦されるが、神の行政に逆らう罪は赦されない」と言います。そして彼らから離れた人々については必ずこのような病気になったとか、事故を起したとかの否定的な噂が流れ、実際に病気とか事故にでもなろうものなら、すぐさま「それ神の裁きだ!」と噂されます。ある掲示板における現地方教会信者の書き込みから推測される通り、内部では私についてなどは、一体どのように言われていることでしょうか!?
また貴兄とウォッチマン・ニーでは状況がまったく異なります。ウォッチマン・ニーは真実を選んだがために、幽閉されましたが、貴兄は偽りを選び、その闇の中に自らを幽閉しているだけです。ウォッチマン・ニーが告訴するぞ等の脅迫をもって人々の口を塞いだことなどは聞いたことがありません。なお、「啓示録」とは彼らの「回復訳聖書」の用語で、普通に言う「黙示録」のことです。
[6]事実関係に対する吉○氏の態度の変化について:
十年前と現在の認識はもちろん違います。時間が経てば,最初聞いた話がだんだんはっきりしてきます。違っていることにも気づくようになります。 |
【応答】普通は時と共に曖昧になるものである。彼の心の変遷は長老であった菅○氏が詳細に記録している。彼は10年も経たないうちに大きく変化した。御自分の発言をじっくりと吟味されたい。彼が精神を病んだのは自分の良心を偽ったからである。ここではしばしば個人の良心よりも、リーの教えが優先される場合が多い。吉○氏のケースはその典型的症例である。
[7]吉○氏のかつての主治医○原氏とのいきさつについて:
わたしは○原兄弟を呼びつけていません。彼が来たいと言って来たのです。贈り物をもって来ました。彼に感謝しています。 |
【応答】そうですか。別に本質的なことではありません。
[8]吉○氏が教会から得ている収入の性質について:
わたしたちの間では双方の話し合いによって報酬を決めることを給料制と言います。教会あるいは個人が主に示されて自発的にするのを供給と言います。わたしも毎月他人に供給しています。もちろん教会にも献金しています。税金は毎年2種類払っています。ご心配には及びません。ぼくは黙って人の心を見たいだけです。 |
【応答】意味不明です。なぜわざわざこのような弁明をされる必要があるのでしょうか?
[9]吉○氏の現在置かれている状況について:
僕が長年病気であるのを喜んでいるのですか?誰でも病気になることがあります。悪意のある人だけが他人の病気をこじらせようとするのです。 |
【応答】カルト特有の典型的パラノイド(被害妄想)状態です。吉○氏は、私の唆しでこのような電話をしてきた者がいる、と主張しております。それを一つの根拠に私を告訴すると息巻いたのですが、馬鹿らしくて弁明する気にもなりません。彼はご自分の良心の声に脅えているだけです。彼が個人的に病気であることに何らの問題もありませんが、そのような人物が"最高責任者"の公的地位に納まり、その名を用いて弁護士を立ててみたり、脅しまがいの手紙を送ったりしていることに危惧を覚えます。
なお、このように"地方教会(召会)"ではしばしばコワイ台詞が飛び交います。"地方教会"ナンバー2にして、日本福音書房の実質的経営者広○氏なども、真実を語ろうとする一信徒に対して、「同士打ちしなくてはならないかも知れない」とか「それをしたら血みどろの闘いになる」とか「自分は自分に合わない不穏分子を切ることができる人間である」などの脅し文句を口にしておられます。この"最高責任者"は私に対しても告訴するなどの脅しをもって私の口を封じようとされました。第三者の方々はこのような最高責任者や指導者たちの発言や行動をどのように評価されるでしょうか?これが自称「福音主義の中の福音主義の教会」の隠された実態です。